日本製紙の09年3月期は31%営業増益予想、市場予測を上回る
[東京 28日 ロイター] 日本製紙グループ本社(3893.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、2009年3月期の連結営業利益予想を前年比31.0%増の430億円と発表した。販売価格の改定やコストダウンで原燃料価格上昇を吸収し、増益を計画している。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト9人の予測平均値262億円を大きく上回った。
08年3月期減益の大きな要因となった原燃料価格の上昇は、09年3月期も続くと予想。原燃料価格上昇によるコスト増は662億円を見込んでいるが、値上げにより627億円、コストダウンで167億円のプラス寄与を見ている。このため、08年3月期は営業減益となった紙・パルプ事業と紙関連事業は「増益に転じる見通し」(経理部)としている。
09年3月期の連結売上高は1兆2900億円(前年比6.5%増)、経常利益は390億円(同18.9%増)、当期利益は160億円(182.6%増)を予想している。当期利益が大幅増益となるのは、グループ事業再編のために閉鎖を決定した工場や事業所の減損損失などを08年3月期に特別損失として計上したため。
(ロイター日本語ニュース 清水 律子)
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