欧州市場サマリー(6日)
1243GMT 5日
ユーロ/ドル 1.5531 1.5491
ドル/円 104.42 104.87
ユーロ/円 162.17 162.48
6日終値 前営業日終値
株 FT100 6215.2(‐0.3) 6215.5
クセトラDAX 7017.10(‐34.98) 7052.08
金 現物午後値決め 880.00 853.5
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 95.260 (+0.040) 3.978(3.923)
独連邦債2年物 3.780(3.808)
独連邦債10年物(6月限) 113.87 (+0.10) 4.136(4.158)
独連邦債30年物 4.619(4.629)
<為替> ドルが主要バスケット通貨やユーロに対して続落している。
米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)の第1・四半期決算が予想以上に弱かったことで、米住宅市場の混乱が収束していないとの見方が強まりドルを圧迫した。
<株式> ロンドン株式市場は横ばい。金融・医薬品株が軟調となり、鉱山・石油株の上げを相殺した。
FT100種総合株価指数は一時6155.9まで下げた。
IGインデックスのセールストレーディング部門代表、ティム・ヒューズ氏は、相場が上昇するためには、この水準で値固めし、金融セクターの悪材料でも地合いが崩れないことが重要だと指摘。そのうえで「今後も大手金融機関から悪材料が続くかによるところが大きい」との見方を示した。
世界的な信用収縮を背景に、先行きに対する懸念から金融株に売りが出た。ロイズTSB(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)は3%安となった。
UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)は4.5%安。5500人の人員削減と資本増強に向けた資産売却を発表した。
バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)、HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、アライアンス&レスター(ALLL.L: 株価, 企業情報, レポート)は、0.1―1.5%値を下げた。
8日にはイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会が開かれる。
医薬品ではシャイア・ファーマスーティカルズ(SHP.L: 株価, 企業情報, レポート)が4.6%安。IMSデータによると注意欠陥多動性障害治療薬「VYVANSE」の市場シェアが予想を下回っているとクレディ・スイスは指摘した。
アストラゼネカ(AZN.L: 株価, 企業情報, レポート)は2%安。主力商品「シンビコート」の慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬としての使用に関する特許が欧州で取り消されたことを明らかにした。
グラクソ・スミスクライン(GSK.L: 株価, 企業情報, レポート)も2%安。60億ドルの起債計画を幹事行が明らかにした。
タロー・オイル(TLW.L: 株価, 企業情報, レポート)は24%高。ガーナ沖油田で新たな発見により埋蔵量が予想を上回ることを明らかにした。
石油探査ケアン・エナジー(CNE.L: 株価, 企業情報, レポート)は4.9%高、ガスのBGグループ(BG.L: 株価, 企業情報, レポート)は7.1%高、英蘭系石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(RDSa.L: 株価, 企業情報, レポート)は0.8%高となった。
鉱山株では、リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)、BHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート)、ベダンタ・リソーシス(VED.L: 株価, 企業情報, レポート)、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)がそれぞれ2.7―4.9%高となった。
欧州株式市場は続落。UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)とスイス再保険(RUKN.VX: 株価, 企業情報, レポート)の決算でクレジット危機の影響に対する懸念が高まり、銀行や保険株が売られた。
UBSは4.5%安。第1・四半期は115億3500万スイスフラン(109億ドル)の損失となったほか、金融市場の混乱後としては最大規模のひとつとなる5500人の人員削減計画を明らかにした。さらに、簿価220億ドルのサブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅ローン)関連資産を米資産運用ブラックロック(BLK.N: 株価, 企業情報, レポート)に150億ドル売却する方針を示した。
また、UBSの富裕層向け事業部門の資金獲得額が大幅減になったことで、信用危機が同行の収益力に大きな打撃を与えたとの懸念が広がった。
スイス再保険は約5%安。第1・四半期決算が大幅減益となり、クレジット関連で8億1900万スイスフラン(7億7930万ドル)の追加評価損を計上した。
米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)の第1・四半期が3四半期連続の赤字となり、普通株減配や60億ドルの増資方針を示したことも相場を圧迫した。
FTSEユーロファースト300種指数は6.74ポイント(0.50%)安の1351.25。一時、1.1%安となったが、米株式市場が下げを削ったことに追随し一部戻した。
DJユーロSTOXX50種指数は27.07ポイント(0.70%)安の3845.08。
DJユーロSTOXX銀行株指数は1.2%安。HSBC(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)、ソシエテジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)、クレディ・スイス(CSGN.VX: 株価, 企業情報, レポート)などが安い。
保険株ではミュンヘン再保険(MUVGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)、チューリッヒ・フィナンシャル(ZURN.VX: 株価, 企業情報, レポート)、アリアンツ(ALVG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、アクサ(AXAF.PA: 株価, 企業情報, レポート)が軒並み下落した。
<ユーロ圏債券> 上昇。4月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことや、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)のさえない決算が支援材料となった。
今週8日のイングランド銀行(英中央銀行)と欧州中央銀行(ECB)の政策金利決定を前に、相場は軟調に始まった。
その後、予想を下回る4月英サービス部門PMIが発表されると債券買いが進んだ。また、ファニーメイの第1・四半期決算が予想を上回る赤字となり、3四半期連続の赤字となったことも相場の支援材料となった。
ロンドンのあるトレーダーは「先物の出来高が80万枚という水準は、8日のECB政策金利決定を前に、多くの投資家が様子見となっていることを示している」と述べた。
1520GMT時点で、独連邦債先物6月限は23ティック高の114.00。
独連邦債2年物利回りは4.5ベーシスポイント(bp)低下し、3.763%。同10年物利回りは0.3bp上昇し4.13%。
EURIBOR金利先物は2008年の各限月が4─5bp上昇。
スワップ市場では、2年物スワップ金利が4.52%。前日は4.578%。10年物スワップ金利は4.557%。前日は4.603%だった。
[東京 7日 ロイター]
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