金融機関はサブプライム以外の証券化商品も適切な開示を=渡辺担当相
[東京 9日 ロイター] 渡辺喜美金融担当相は9日の閣議後の記者会見で、国内金融機関の情報開示について「サブプライム(信用度の低い借り手向け住宅融資)関連だけでなく、サブプライム以外の証券化商品にも損失が広がっている。それにも適切な開示をやってほしい」と要請した。
さらに、4月中旬の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で提出された金融安定化フォーラム(FSF)の最終報告で、証券化商品に関する詳細な開示基準が示されたことを指摘したうえで「金融庁としては常日頃から開示は十分にやってほしいと要請している」とした。
また、国内金融機関の証券化商品の関連損失については「日本の場合には欧米に比べてけたがひとつ小さい。しかし、そういう証券化商品の損失が拡大傾向にあるのは紛れもない事実。警戒水準はさらに高めていく必要がある」と指摘した。
大手銀行の2008年3月期決算発表が5月中旬以降に予定されているが、渡辺担当相は「特に3月末で開示を強化せよということを言っているわけではなく、常日頃から言ってきている。3月末決算(の開示)を取り立てて厳しくしてくれということではない」とした。
(ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)
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