米国株式市場は反落、AIGの赤字決算や原油高が圧迫

2008年 05月 10日 12:12 JST
 
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 [ニューヨーク 9日 ロイター] 米国株式市場は反落。アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の第1・四半期決算が過去最大の赤字となったことで金融セクターをめぐる懸念が再燃したほか、原油価格が過去最高値を更新したことが背景。

 モーゲージ投資などに絡む評価減が響いたAIGの弱い決算を受け、クレジット市場をめぐる問題は終息に向かっているとの見方が後退した。AIG株は8.8%安。AIGは125億ドルの資本調達計画も明らかにした。

 米原油先物価格が126ドルを突破したことでインフレ懸念が高まったほか、ガソリン価格の上昇が個人支出を圧迫するとの見方が広がった。

 モルガン・アセット・マネジメントのシニア・バイスプレジデント、バッキー・ヘルウィグ氏は、原油価格は毎日最高値を更新しており、上昇に歯止めがかからないと指摘。

「この問題は簡単に解決しないと投資家は認識し始めた」と述べた。また、住宅価格の下落が担保価値の劣化につながっていることから金融機関は増資を続ける必要があり、それは発行済み株式の希薄化、ひいては株価の下落につながるとの見方を示した。

 ダウ工業株30種は120.90ドル(0.94%)安の1万2745.88ドル。ナスダック総合指数は5.72ポイント(0.23%)安の2445.52。S&P総合500種指数は9.40ポイント(0.67%)安の1388.28。

 週足では、ダウが2.4%、S&Pが1.8%、ナスダックが1.3%、それぞれ下落した。

 シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は2.8%安。収益性の向上を目指し、4000億ドル相当の非中核資産を売却する方針を示した。

 ビデオゲーム大手アクティビジョン(ATVI.O: 株価, 企業情報, レポート)は14.2%高。第4・四半期の利益が予想を上回った。グラフィック用半導体設計エヌビディア(NVDA.O: 株価, 企業情報, レポート)は2.6%高。証券会社の楽観的なコメントを好感した。この日は両社の上げがナスダックの下値を支えた。医薬品では、マイラン・ラボラトリーズ(MYL.N: 株価, 企業情報, レポート)が8.4%安、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY.N: 株価, 企業情報, レポート)は4.7%安となった。

 
 
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