5月米住宅建設業者指数は19に低下、過去最低水準に迫る=NAHB
[ニューヨーク 15日 ロイター] 全米住宅建設業者協会(NAHB)/ウエルズ・ファーゴが15日発表した5月の住宅建設業者指数は19と、4カ月ぶりに低下し、2007年12月につけた85年1月の調査開始以来の最低水準18に迫った。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は20だった。50が判断の分かれ目となる。
現在の1戸建て住宅販売動向の目安となる指数は17で前月の18から低下。
6カ月先の販売見通しを示す指数は27。前月は30だった。
NAHBのプレジデント、サンディ・ダン氏は声明で「指数が過去最低水準から2ポイント圏内に9カ月間とどまっていることが示すメッセージは明白だ。1戸建て住宅市場は依然として悪化しており、議会や政府はこの傾向の反転につながる法案を迅速に成立させる必要がある」と述べた。
NAHBのチーフエコノミスト、デビッド・セイダーズ氏は「連邦準備理事会(FRB)による短期金利の引き下げ、クレジット市場の問題への対応、景気刺激策といった努力にもかかわらず、住宅市場ではこれまでのところ改善の兆しが一切見られない。実際のところ、状況は最近悪化している」と指摘した。
ドイツ銀行のシニアエコノミスト、トーステン・スロク氏は「カリフォルニア州をはじめとする一部の地域では、住宅建設業者からの供給が差し押さえ物件からの供給を下回っているらしい」とし、業者は差し押さえ物件の大量供給が収まるのを待っているようだと述べた。明るい点としては「政府のイニシアティブや低金利の影響で差し押さえが数四半期以内にピークに達する見込みであること」を挙げた。
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