第1四半期の米レバレッジドローン発行額、過去10年で最低に=フィッチ
[ニューヨーク 15日 ロイター] 格付け会社のフィッチ・レーティングスは15日、米国のレバレッジドローン市場が、第1・四半期に過去最低に縮小したと発表した。また新規の発行額が過去10年間で最少だったと明らかにした。
2008年第1・四半期の米シンジケートローンの発行総額は1659億ドルと、07年第4・四半期の3248億ドルから49%減少した。
このうちレバレッジドローンの発行総額は541億ドルで、前期の1309億ドルから58.7%減少。07年第1・四半期の2088億ドルからは74%減少した。
フィッチのマネジング・ディレクター、Eric Tutterow氏はリリースで、「レバレッジドファイナンス市場は、第1・四半期を通じて発行が低迷したが、第2・四半期に入っても通常の水準まで回復していない」と指摘した。
さらに、「需給不均衡やロンドン銀行間出し手金利(LIBOR)の下落、ローン担保証券(CLO)の投資家の消滅などを背景に、市場は困難な状況が続きそうだ」との見方を示した。
高利回り債の発行も減少した。08年第1・四半期の発行総額は107億5000万ドルと、07年第4・四半期の345億ドルから68.7%減少した。
08年第1・四半期のファンドによるレバレッジドバイアウト(LBO、買収先企業の資産を担保とした借り入れによる買収)に対するローンの発行総額はわずかに54億ドルで、07年第4・四半期の478億ドルから89%減少した。
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