日産とNECが車用リチウム電池を事業化、09年から供給

2008年 05月 19日 12:18 JST
 

 [東京 19日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)とNEC(6701.T: 株価, ニュース, レポート)、NECトーキン(6759.T: 株価, ニュース, レポート)は19日、3社で開発してきた自動車用リチウムイオン電池を事業化すると発表した。今後3年間で120億円を投じて神奈川県に工場を新設する。

 第一弾として2009年に発売される小型フォークリフトに、その後に日産の電気自動車とハイブリッド車に供給する。

 昨年4月に3社が合弁で設立したオートモーティブ・エナジー・サプライ(AESC)社を通じ、日産の座間事業所に工場を新設する。09年春に稼動予定で、当初の生産能力は電気自動車向けとハイブリッド車向け合わせて年間1万3000台分。2011年に6万5000台分に引き上げる。

 同時に3社はAESCの資本金を4億9000万円から29億9000万円に増資する。日産が出資比率を従来の50%から51%に引き上げて責任体制を明確化する。

 AESCの新工場とは別に、NECトーキンがNEC相模原事業所(神奈川県相模原市)に電極の生産ラインを新設する。今後3年間で110億円を投資し、AESCの需要に合わせて量産する。

 会見した日産のカルロス・タバレス副社長は「持続可能な自動車社会の実現には電気自動車がカギ。そのためには高性能バッテリー技術が重要で、そのリーダーの地位を確立したい」と語った。

 AESCは日産以外の自動車メーカーや建機メーカーへの供給も目指し、交渉を進めているという。

 
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