欧州株式市場は反落、インフレ懸念や原油高が圧迫

2008年 05月 21日 06:14 JST
 

 [ロンドン 20日 ロイター] 欧州株式市場は反落し、1日としては2カ月ぶりの大幅な下げとなった。原油が最高値を更新したほか、米・独インフレ指標が懸念を高める内容となったことが圧迫した。

 鉱山株がこのところの上げを削ったほか、銀行株が売られ相場全体を押し下げた。

 4月の米卸売物価指数(PPI)統計でコア指数が市場予想の2倍の伸びとなったほか、独連邦統計庁が発表した4月の生産者物価指数(PPI)は前年比で2006年8月以来の高水準となり、圧迫材料となった。

 また、ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した5月の独景気期待指数はマイナス41.4と、インフレ懸念やユーロ高などを背景に2カ月連続で悪化した。

 原油先物が1バレル=129ドルを突破し最高値を更新。根強い物価圧力を背景に、各国中銀が金融緩和停止を余儀なくされるとの懸念が広がった。

 FTSEユーロファースト300種指数は27.75ポイント(2.01%)安の1350.54。1日の下げとしては3月17日以来の最大となった。

 DJユーロSTOXX50種指数は59.97ポイント(1.54%)安の3822.31。

 鉱山株ではBHPビリトン(BLT.L: 株価, 企業情報, レポート) が6.9%安、リオ・ティント (RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)が7.9%安となったほか、アントファガスタ(ANTO.L: 株価, 企業情報, レポート)、エクストラータ(XTA.L: 株価, 企業情報, レポート)、カザキミス(KAZ.L: 株価, 企業情報, レポート)が安い。  続く...

 
 
 
 
 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ