米リーマン・メリル・モルスタを格下げ=S&P
[ニューヨーク 2日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2日、リーマン・ブラザーズLEH.N、メリルリンチMER.N、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)の格付けを引き下げ、米国内の大手金融機関の見通しは足元、大半がネガティブとの見方を示した。
S&Pは声明で「米国内の大手金融機関セクターの見通しは現在、大部分がネガティブ」とした。
さらに「今回の措置は、投資銀行業務が引き続き軟調になり、過去数四半期ほどではないものの更なる評価損を計上する可能性を反映している」との見方を示した。
S&Pは、リーマン・ブラザーズの長期格付けを「A+」から「A」に引き下げた。短期格付けは「A─1」で確認した。アウトルックはネガティブとした。
メリルリンチは「A+/A─1」から「A/A─1」に引き下げ、見通しは「ネガティブ」とした。
モルガン・スタンレーは、カウンターパーティー・クレジット格付けを「AA─/A─1+」から「A+/A─1」に引き下げ、見通しは「ネガティブ」とした。
また、ワコビアWB.Nについて、トンプソン最高経営責任者(CEO)の更迭を受け、格下げする可能性があることを明らかにした。S&Pは、CEOの突然の退任や中核事業の収益見通しに大きな変化があるかどうかに関して一段と明瞭になるまでは、ワコビアの格付けを引き続き見直す方向でいる、とした。ワコビアのカウンターパーティー・クレジット格付けを「AA─/A─1+」とし、子会社のカウンターパーティー・クレジット格付けを「クレジットウォッチ・ネガティブ」とした。
また、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)とJPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)の見通しを「ステーブル」から「ネガティブ」に変更した。
シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)は、「クレジットウォッチ・ネガティブ」から外し、見通しを「ネガティブ」とした。
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