米景気減速は長期化、リセッションは回避へ=ブルーチップ調査
[ワシントン 10日 ロイター] 10日発表されたブルーチップ・エコノミック・インディケータースの調査によると、エコノミストは2008年下期と09年の米経済成長率予想を下方修正した。ただ、米経済がリセッション(景気後退)入りを回避できるとする見方は増加した。
エコノミスト48人を対象に2─3日に実施された調査では、08年第3・四半期の経済成長率は前年比1.5%、第4・四半期は1.2%と、それぞれ前月調査から下方修正された。09年についても1.9%と前月調査から引き下げられ、6カ月連続の下方修正となった。
一方、米経済がすでにリセッションに陥っている、あるいは年内に陥るとの見方に反対するエコノミストは53.5%と、前月調査の40%から増加した。
ブルーチップはこれについて「経済成長の減速は当初懸念されたほど急速にはならないが、回復に要する期間は数カ月前に予想されたよりも長くなる、というのが現在のコンセンサスのようだ」と指摘した。
消費者物価指数(CPI)については、景気減速がいずれ物価に下向き圧力を加えるとの見方が大勢となり、08年は前年比3.9%上昇するものの、09年は2.6%上昇にとどまる見通しとした。
また、調査では米連邦準備理事会(FRB)による利下げは打ち止めとなったとの見方が大勢を占めた。利上げ局面への移行は09年第2・四半期以降になる見通しとした。
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