6月の新規投信設定額は1679億円、個人の投資マインド低調

2008年 07月 1日 20:18 JST
 
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 [東京 1日 ロイター] 投信情報サービス会社リッパーの集計によると、6月に新規設定された公募投信は計40本、設定金額は1679億9100万円となった。

 設定本数は5月より14本増えたが、ボーナス月にもかかわらず、小粒の設定が多く、設定額は前月に比べ3割強落ち込んだ。1─6月の月次平均設定額は約1850億円と昨年の月次平均4000億円強に比べ半減し、「個人投資家の投資マインドが冷えている」

(三菱UFJ投信)ことを裏付けた。

 6月に設定されたファンドの中で最も多くの資金を集めたのは、大和証券投資信託委託の「ダイワ割安株チャンス2008(限定追加型)」で設定額は564億0100万円。2位はソシエテジェネラルアセットマネジメントの「SG 中東株式ファンド」で487億2600万円。次いで三菱UFJ投信の「三菱UFJ コモディティファンド」の89億9100万円となった。

 「ダイワ割安株チャンス」は日本の割安株に投資するもので、5月に野村アセットマネジメントが設定し、700億円強を集めた「野村日本割安好配当株投資0805」に次ぐ大型設定として株式市場関係者の間でも話題になった。

 ただ、「ダイワ割安株チャンス」は大和証券、「野村日本割安好配当株投資」は野村証券が販売会社で「大手証券の販売力で多額の資金を集めたが、新規に設定された他の日本株投信のなかには小粒の設定もあり、日本株ファンドの人気が広がっているとは言いがたい」(大手投信)とみる向きが多い。

 一方、資源国に対する投資意欲の高まりを反映して、6月も中東、ロシア、ブラジルなどの新興諸国に投資するファンドの設定が相次いだ。ただ、中国、インドの株価下落が速したほか、ブラジルの株式相場も崩れたことで「新興国への投資に慎重な向きも増えた」(大手運用会社)ため、「SG 中東株式ファンド」以外は大型設定にならなかった。

 直近の各月設定状況は以下のとおり。

 
 

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