昭和シェルが世界最大級の太陽光パネル建設へ

2008年 07月 2日 12:52 JST
 

 [東京 2日 ロイター] 昭和シェル石油(5002.T: 株価, ニュース, レポート)が世界最大級の太陽光発電パネルの新工場を建設する。同社関係者が2日明らかにした。投資額は1000億円、新工場の生産能力は太陽光パネルの総出力で年間1000メガワットをそれぞれ見込む。

 価格高騰により主力のガソリン販売が減少する中、同社は地球温暖化防止に向け需要拡大が見込まれる太陽光パネルを新たな収益源に育てる狙いだ。

 昭和シェルは現在、銅やインジウム、セレンといった金属化合物を使うパネルを宮崎県の第1工場(生産能力は年間20メガワット)で生産中。来年6月には60メガワットの第2工場(宮崎県)が稼動予定だ。現在主流の結晶系太陽光パネルは原料のシリコンが高騰。昭和シェルは、シリコンを使用しない金属化合物型パネルの価格競争力が相対的に向上したとして、一気に生産能力の拡大を図る。建設地は未定だが、2011年の稼動を目指す。

 発電中に二酸化炭素を排出しない太陽光発電は、地球温暖化防止を進める上で主要な電源として期待されており、国内外で市場拡大が見込まれている。業界リーダーのシャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)が、シリコン使用量を大幅に低減できる薄膜型太陽電池の新工場(年間生産規模1000メガワット、2010年3月までに稼動予定)を堺市に建設している。

 
 
 
 
 
 
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