インフレ期待の高まりが続けば問題になる=ECB専務理事

2008年 07月 5日 09:02 JST
 
記事を印刷する |

 [サンセバスティアン(スペイン) 4日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のゴンサレスパラモ専務理事は4日、金融市場におけるインフレ期待の高まりが続けば問題になる、との認識を示した。記者団に語った。

 同専務理事は「これらのインフレ期待が永続的なものになれば、われわれは困ることになる。インフレに関して言えば、リスクは明らかに上向いており、過去数カ月で高まった」と述べた。

 「インフレ率が秋まで4%近辺から低下しない可能性がある」との見方を示し「ECBなどの中銀は、(高インフレに)耐えることが困難だ」と語った。

 前日の利上げ決定については「中期的な物価安定の目標達成に寄与するだろう」と述べ、当面はあらゆるデータを引き続き注視していく考えを示した。

 また、金融市場の混乱は当面続く公算が大きいと述べた。

 
 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ

ロイターオンライン調査

Photo
事業規模11兆円は十分な規模。定額減税も盛り込み評価できる。
減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
不十分。政府にはもっと予算をつぎ込んで追加的景気対策を講じて欲しい。