インタビュー:海外たばこ事業、インドやインドネシアで次の展開も=JT社長

2008年 07月 7日 18:46 JST
 
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 [東京 7日 ロイター] 日本たばこ産業(JT)(2914.T: 株価, ニュース, レポート)の木村宏社長は7日、ロイターとのインタビューで、海外たばこ事業において、アジアでのプレゼンスを高めることが必要との認識を示した。

 なかでも、インドやインドネシアでの事業において、現地企業とのアライアンスなども念頭に置きながら、次の展開に進む可能性を示した。

 海外たばこ事業については、今後の収益のけん引役と位置付けている。「JTグループとしては、アジアは過小プレゼンス」とし、アジアでの拡大の必要性を指摘した。なかでも「インドやインドネシアは人口が多いが、JTは十分に入り切れていない。ある段階で少し先に行く絵を描けるかも知れない」と述べた。その際には、現地企業とアライアンスを組むことも「常に念頭にある」と述べた。

 中国はたばこ事業において、現時点では閉鎖的な政策を取っている。将来を見た場合には「中国は世界進出を目指すと思う。自国市場を閉じたままでの世界進出はあり得ないため、その時は(JTの中国進出の)チャンスが来るし、中国による海外進出でも協力するなど、何らかのアライアンスができないか検討していく」と述べた。世界のたばこ消費6兆本のうち2兆本は中国。「無視するには大き過ぎる。JTだけでなく、世界中のたばこ企業が中国を同じ眼で見ている」と指摘した。

 国営たばこ企業の民営化案件としては、台湾や旧東欧、エジプトなどでウオッチを続けているという。

 昨年4月に買収を完了した英ギャラハーについては「1年で期待したトップラインシナジーが現れてきた」と述べた。2010年までに4億ドルのシナジーを見込んでおり、うち3億ドルはコストダウン、1億ドルはトップラインとしてきたが「この達成には自信を深めている」と語った。

 <1箱1000円で80―90%が禁煙も>

 大幅増税によりたばこが1箱1000円に引き上げられた場合「大幅な需要減を来たすことは必至。1000円になれば、禁煙する人が80―90%出てもおかしくない。残った人も、間違いなく節煙(1日の喫煙量を減らす)で生活防衛するだろう」と述べ「産業が産業として耐え得るレベルをはるかに超える」と強く反対の意向を示した。   続く...

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 7月7日、JTの木村社長はロイターとのインタビューで、海外たばこ事業においてアジアでのプレゼンスを高めることが必要との認識を示した。写真は昨年1月に撮影したJT本社(2008年 ロイター/Toshiyuki Aizawa)
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