投資銀行の破たん処理策、商業銀行がモデルに=米FRB議長
[アーリントン(米バージニア州) 8日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は8日、投資銀行の破たん処理方法を策定する上で、現在の商業銀行の破たん処理が適切なモデルになり得るとの考えを明らかにした。
議長は米連邦預金保険公社(FDIC)主催のフォーラムで「金融システム上重要な証券会社が破たんの危機に瀕している場合、秩序ある処理を確実にするために新たな手段が必要か検討すべきだと議会は考えるかもしれない。いつそのような手段を活用するかを決定する正式なプロセスも合わせて検討する必要があると判断するかもしれない」と語った。
「考えられるモデルの一つ」は、FDICが破たん商業銀行を継承し、ブリッジバンクとよばれる受け皿銀行を設立するやり方だと指摘。「ブリッジバンクは政府の介入による公的損失を最小限に抑え、株主と無担保債権者に損失を負担させる上で重要なメカニズムになる。これによりモラルハザードを抑制し、政府の介入による市場規律への悪影響を緩和することができる」と説明した。
証券会社は資金調達や事業モデルにおいて大半の商業銀行と大きく異なるため、投資銀行を安全に処理する計画を策定することは難しいと述べた。
しかし「証券会社破たん処理の制度設計は複雑ではあるが、取り組む価値はあると確信する」とし「高い基準を設けることにより、市場規律へ悪影響を最小限に抑えられる」との考えを示した。
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