すべての地区が高い物価圧力を指摘=米地区連銀経済報告

2008年 07月 24日 06:36 JST
 

 [ワシントン 23日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が23日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、成長ペースは幾分鈍化したものの、すべての地区で物価圧力が高い状態か高まりつつある。

 報告書は14日までのデータに基づいて取りまとめられた。「すべての地区が全般的な物価圧力について、高い状態にあるか高まりつつあるとの見方を示した」としている。

 さらに、燃料・石油製品・金属・食料・化学を中心に投入価格が上昇したと指摘した。

 アクション・エコノミクスのグローバル債券分析部門マネージング・ディレクター、キム・ルパート氏は報告書について、次回8月5日の連邦公開市場委員会(FOMC)での金利変更を示唆するものはなかったと語った。

 消費支出が振るわず、一方でエネルギー・商品価格の高騰により物価圧力が高まる中、報告書はさまざまな部門で経済活動が軟調もしくは低迷と指摘した。

 「小売価格インフレは全米内でまちまちとなった。一部地区では上昇し、別の地区では少なくとも現時点では安定している」と述べた。賃金圧力は大半の地区でおおむね抑制されているとの認識を示した。

 また、消費支出はほぼ全地区で低迷もしくは減速したが、景気刺激策の戻し減税が消費支出をある程度押し上げたと分析した。

 ほとんどの地区で居住用不動産市場は減速もしくは低迷し、製造業活動は大半の地区で減速もしくは引き続き低迷したと述べた。

 
 
 
 
 
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