米国株式市場は急反落、金融株に売り

2008年 07月 29日 07:46 JST
 

 [ニューヨーク 28日 ロイター] 米国株式市場は急反落。クレジット・住宅市場問題が拡大するとの懸念から金融株に売りが出た。先行きの企業業績に対する不透明感も強まった。

 原油先物は供給懸念を背景に1%以上上昇し、インフレや消費支出をめぐる懸念が再燃した。

 だが、この日の金融株の売りを加速させ、主要株価指数の急落のきっかけとなったのは、米監督機関が地銀2行を閉鎖したとのニュースだった。

 下げがきつかったのはメリルリンチMER.Nの11.6%安、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の7.5%安、リーマン・ブラザーズLEH.Nの10.4%安。

 リーマン・ブラザーズは、第3・四半期決算の最終損益が赤字となり、住宅ローンポートフォリオ関連で追加評価損を計上する可能性がある、とするメリルリンチのアナリストの指摘が下げ材料となった。

 S&P金融指数は4.6%下落。

 ヒンズデール・アソシエイツの投資部門ディレクター、ポール・ノルテ氏は「今は金融株に注目が集まっている。週末に地銀2行が破たんし、次に何が起きるのか、そしてそれはいつ起きるのかが問題となっている」と指摘した。 

 ダウ工業株30種は239.61ドル(2.11%)安の1万1131.08ドル。  続く...

 
写真
揺らぐ景気回復期待

株価反発を支えてきた景気回復期待が揺らいでいる。雇用統計が予想外の悪化となり、米国消費への不安が強まっているためだ。  記事の全文 | 関連記事 

 
Photo

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
 
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ