ロイター調査:ユーロはすでにピークを付け、1年後は1.44ドルに下落へ
[ロンドン 6日 ロイター] ロイターの調査によると、ユーロの対ドル相場は今回の上昇局面において、すでにピークを付けたとの見方が多い。この先、原油価格の下落とユーロ圏経済成長の停滞を背景に緩やかに下落する見通しという。
ストラテジスト61人を対象に4─6日に実施した調査によると、ユーロは今後3カ月間、1.54ドル付近にとどまり、半年後に1.50ドル、1年後に1.44ドルに下落すると予想されている。
ユーロは7月、1.60ドルを突破し過去最高値を付けた。その後は下げに転じ、今月に入り6週間ぶりの安値を付けた。
原油価格が7月中旬の1バレル=147ドル超の最高値から約30ドル下落したことや、第2・四半期のユーロ圏経済の成長予想がほぼゼロであることを考慮すれば、ユーロはすでに高値を付けた可能性がある。
ユーロが2000年10月の安値0.8225ドルから直近の高値まで約95%上昇したことを考えれば、この見方が現実離れしているとは言えない。
ドレスナー・クラインオートのミヒャエル・クラビッター氏は「ユーロがピークを付けたのは明瞭だが、すぐに急落するとの見方は恐らく行き過ぎだろう」と述べた。
同氏はユーロは3カ月後に1.53ドル、1年後に1.35ドルになると予想した。
今後数カ月間のユーロのボラティリティは11.5%に上昇する見通し。ロイターの計算によると、7月は8.4%だった。07年の信用危機発生前は5.8%。
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