米住宅ローン証券のパフォーマンス、08年上期に悪化=ムーディーズ

2008年 08月 28日 13:07 JST
 

 [ニューヨーク 27日 ロイター] 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが27日発表した半期報告によると、2006年と07年に発行された住宅ローン担保証券(RMBS)の裏付けとなっているローン債権プールのパフォーマンスが08年上期を通して悪化した。

 ムーディーズは「過去数カ月にわたり支払い延滞や損失の増加が続いており、06年と07年に発行された第1および第2順位抵当ローンのプールは引き続き、厳しい市場環境に見舞われている」と指摘した。

 最近の住宅ローン債権プールのパフォーマンスは、担保の悪化や住宅価値の低下、住宅ローン金利の上昇など多くの要因により悪影響を受けているとしている。

 06年と07年に組成されたプールの中では、第1順位抵当サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)およびプライムとサブプライムの中間に位置づけられるオルトAローンの支払い延滞や損失が、過去数年と比べてかなりの高水準となった。

 06年と07年に組成されたジャンボローン(高額住宅ローン)を担保とするモーゲージ証券のパフォーマンスも過去数年と比べて悪化した。

 ムーディーズは、ジャンボローンセクターのパフォーマンス悪化を受け、現在、06年と07年に組成されたすべての該当案件の見直しを行っていると明らかにした。

 
写真
揺らぐ景気回復期待

株価反発を支えてきた景気回復期待が揺らいでいる。雇用統計が予想外の悪化となり、米国消費への不安が強まっているためだ。  記事の全文 | 関連記事 

 

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
 
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ