日本の不動産投信、海外投資家によるTOB増加見込み=プロスペクト会長

2008年 09月 2日 20:12 JST
 

 [東京 2日 ロイター] 投資会社プロスペクト(東京都千代田区)のカーティス・フリーズ会長は2日、ロイターとのインタビューで、日本国内で価格が下がった不動産投資信託(REIT)に対し、買収を仕掛けてくる海外投資家が増えるとの見通しを示した。8月末にはオークツリー・キャピタル・マネジメントの運用するファンドが、リプラス・レジデンシャル投資法人(8986.T: 株価, ニュース, レポート)に対する株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。同例のように、割安に放置されたリートに対し海外投資家は投資意欲を高めていると述べた。

 カーティス氏は今後「日本のリートに対し海外投資家がTOBを実施する例が4、5件出る可能性がある」と予想した。

 オークツリー・キャピタルの関連会社、アップルリンゴ・ホールディングス・ビー・ヴィ(オランダ)は、リプラスの発行済み投資口の10.79%(1万8063口)を上限とし、1口26万円で8月29日から10月7日までTOBを実施する予定。これにより投資口の保有比率を48.40%に引き上げる計画。

 世界的に信用収縮のあおりを受け日本のリート市場からも投資家の資金が逃げており、東証REIT指数は2007年5月につけた最高値からほぼ半分に値を下げ、割安に放置されている銘柄が多いとの指摘がある。

 

 
 
 
 
 
 
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