米雇用指標が悪化、5日の雇用統計に注目

2008年 09月 5日 08:56 JST
 

 [ニューヨーク 4日 ロイター] 米雇用指標が悪化している。労働省が4日発表した週間新規失業保険週間申請件数は、前週比で1万5000件急増し、44万4000件となった。

 ロイターがまとめた市場予想の42万5000件を大幅に上回り、この日の米国株急落の一因となった。

 同日発表の8月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告も、民間部門雇用者数が3万3000人減少しており、一部のアナリストは、5日発表の8月米雇用統計が弱い内容になる可能性が強まったと指摘している。

 ADPでは製造業の雇用低迷が鮮明になった。

 製造・建設・鉱業部門の雇用は21カ月連続の減少。住宅建設や関連業種の大幅な低迷を反映している可能性がある。

 市場では、景気低迷により人員削減が新規採用を上回り、失業率の上昇が続くとの見方が出ている。

 マーク・インベストメンツのチーフエコノミスト、ジョセフ・・ブラシュラス氏は「失業保険申請件数は増加傾向が続いており、幅広い業種で人員削減が進んでいる。8月の失業率は5.8%、来年初めには6.2%に向けて悪化するだろう」と述べた。 

 米雇用統計では、非農業部門雇用者数が7月まで7カ月連続の減少となっており、8月も減少が予想されている。

 
 
 
 
 
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ロイターオンライン調査

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