成長路線追求だけでのプライマリーバランス改善には無理ある=財務相
[東京 5日 ロイター] 伊吹文明財務相は5日の閣議後の会見で、成長路線の追求によって2─3年先の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を改善させるのは無理があるとの認識を示し、増大する社会保障の財源を明確に示さなければならない、と語った。
伊吹財務相は自民党総裁選における政策論争について「長期的には、全ての政治家が成長路線を追求するのは当たり前だ」としながら、「成長路線の追求で2─3年先のプライマリーバランスを改善させるのは無理がある。その場合の対応として中期的には、増大している社会保障財源をどう賄うか、シナリオを明確にしなければいけない」と語った。
その上で、自民党総裁選への出馬を表明している与謝野馨経済財政担当相と麻生太郎幹事長の政策について「(与謝野氏と麻生氏の間に)政策的な大きな差はない」と述べた。
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