米政府、GSE支援で両社のMBS50億ドルを買い取りへ=当局筋

2008年 09月 8日 07:11 JST
 

 [ワシントン 7日 ロイター] 米政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の政府支援策の一環として、米財務省は両社の50億ドルのモーゲージ担保証券(MBS)を来月中にも買い取る見込み。

 政府高官が記者団に明らかにした。

 買い取りは市場を通じて行われ、財務省が指名する民間の運用会社が管理する。

 財務省は今週、両社からそれぞれ上級優先株10億ドルを購入する。この上級優先株は10%のクーポンを持つ。

 さらに両社の発行済み株式の79.9%に相当する株式購入権(ワラント)を取得する。ただ政府高官によると、政府がこの権利を行使する計画はない。

 また財務省は、四半期財務報告で両社の債務が資産超過となった場合、優先株購入によって両社に新たな資金を注入する枠組みを創設すると明らかにした。この措置は9月30日の両社の財務報告書から適用され、注入が必要になった場合、60日以内に実施される見込み。

 四半期の優先株購入上限を1000億ドルとするのは「市場に安定を提供する」ためという。

 高官は、今回の措置について、管財人の管理下に置き、預金を他行へ移管、株主資本を消却するといった銀行の破たん処理とは違うと強調。両社は今後も業務を継続し、普通株と既存優先株が消滅することはないという。

 
 
 
 
 
 

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