米ワシントン・ミューチュアルをジャンク等級に引き下げ=S&P

2008年 09月 16日 12:31 JST
 
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 [ニューヨーク 15日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は15日、米貯蓄金融機関最大手ワシントン・ミューチュアル(WM.N: 株価, 企業情報, レポート)の格付けを投機的(ジャンク)等級に引き下げた。これを受け、同社株は15日の通常取引で27%安で引けた後、時間外取引でも下落した。

 S&Pはワシントン・ミューチュアルのカウンターパーティ格付けを、投資適格級の下限である「BBBマイナス」から、投資適格級を3ノッチ下回る「BBマイナス」に引き下げた。

 また、ワシントン・ミューチュアルの銀行部門の格付けを「BBB」から1ノッチ引き下げて「BBBマイナス」とした。

 アウトルックは「ネガティブ」で、向こう2年間で一段と格下げされる可能性を示す。

 ワシントン・ミューチュアルはこの格下げに対し、自社の無担保債務のうち格付けに基づく財務制限条項の付いたものはないとし、今回の格下げが同社の借り入れや担保、委託保証金に重大な影響を及ぼすことはないとの見方を示した。

 また、今四半期末時点の資本レベルは「資本の充実した」金融機関に求められるレベルを大幅に上回るとしたほか、クレジット関連損失の見通しに変更はないとした。

 S&Pは格下げの理由として、住宅ローン関連の損失に対する懸念などのほか、同社の株価下落を指摘。「市場環境が信用面のファンダメンタルズより悪化し、同社の財務の柔軟性を大きく損なう可能性がある」とした。ただ、同社の流動性は適切だとの見方を示した。

 ワシントン・ミューチュアルの株価は時間外取引で一段安となり、9.5%安の1.80ドルをつけた。

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