米FRBが9中銀との通貨スワップ協定を6200億ドルに拡充
[ワシントン 29日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は29日、欧州中央銀行(ECB)など9中銀との通貨スワップ協定を、従来の2900億ドルから6200億ドルに拡充すると発表した。ターム物資金入札(TAF)規模も拡大する。
FRBは声明で「各中銀は引き続き緊密に協力し、資金調達圧力に対処すべく必要に応じて適切な措置を取る用意がある」とし「通貨スワップ協定の上限引き上げにより、多くの中銀が自国市場でドル資金供給を拡大することが可能となる」と指摘した。
ターム物資金入札(TAF)は84日物を従来の250億ドルから750億ドルに拡大し、10月6日の入札から適用する。これにより84日物と28日物を合わせた供給額は、従来の1500億ドルから3000億ドルに倍増する。
さらに、市場参加者が年末越え資金を確保できるよう「先渡し(フォワード)」のTAFを11月中に2回実施し、総額1500億ドルを供給する。入札日程については今後決定される。
通貨スワップ協定の各中銀別の最大供給額は、ECBが2400億ドル、カナダ中銀が300億ドル、英中銀が800億ドル、日銀が1200億ドル、デンマーク中銀が150億ドル、ノルウェー中銀が150億ドル、オーストラリア中銀が300億ドル、スウェーデン中銀が300億ドル、スイス中銀が600億ドル。
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