米モルガン・スタンレーの利益予想を引き下げ=バーンスタイン
[30日 ロイター] サンフォード・C・バーンスタインは、モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)が株式21%を90億ドルで三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)に売却することで合意したことを受け、モルガン・スタンレーの利益予想を引き下げた。
同社のアナリスト、ブラッド・ハインツ氏は顧客向けノートで「今回の合意は既存株主にとって確かに(1株利益の)希薄化をもたらす一方、市場の信用を取り戻す上で助けになるはずだ」と指摘した。
同氏は、今回の増資による影響で、2009年と10年の通年の1株利益が自身の従来予想を17─19%下回るとした。
その一方で「現在の状況で企業の信用価値を高めることは、10%台後半の利益の希薄化よりもはるかに重要」と指摘して、投資判断は「アウトパフォーム」を維持した。
ハインツ氏は08年通年のモルガン・スタンレーの1株利益見通しを5.02ドルから4.84ドルに、09年通年は5.46ドルから4.42ドルに引き下げた。また目標株価を10ドル引き下げ50ドルとした。
同氏は、米経済が09年半ばから回復に転ずるものの、信用市場の完全な回復は早くても09年初めになると予想した。
モルガン・スタンレーの株価はニューヨーク市場で30日、前日比9.58%高の23ドルで引けた。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.





