角川HD、4─9月期予想を最終赤字に修正

2008年 10月 16日 18:53 JST
 

 [東京 16日 ロイター] 角川グループホールディングス(9477.T: 株価, ニュース, レポート)は16日、08年9月中間期の当期損益予想を18億円の赤字に下方修正すると発表した。広告売り上げが前年を下回る水準で推移しているほか、有価証券評価損約12億円を特別損失として計上するため。従来予想は、前年同期実績の7億7100万円に対して増益の8億円の黒字予想としていたが一転、赤字に転落する見通しとなった。

 出版事業は書籍販売を中心に堅調に推移したが、広告売り上げが前年同期を下回る水準で推移、映像事業の業績も計画を下回る見通しとし、売上高と営業利益、経常利益も予想を下方修正した。営業利益は従来予想の26億円を10億円へと引き下げた。61.5%の引き下げとなる。

 09年3月期の営業利益予想も、従来の66億円から45億円へと31.8%下方修正した。広告市場は景気悪化による出稿量の低迷のほか、ネット向け広告へのシフトが加速している。雑誌広告が中心の角川は、こうした環境が急激に好転するとは考えにくいとみている。当期利益予想も、従来予想の30億円を1億円へと96.7%引き下げた。

 
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