パナソニック4─9月期当期利益が過去最高、通期予想は据え置き

2008年 10月 28日 17:29 JST
 

 [東京 28日 ロイター] パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)(旧社名:松下電器産業)は28日、2008年4─9月期の連結業績(米国会計基準)を発表した。営業利益は前年同期比3.7%増の2281億円、当期利益は22.2%増の1284億円だった。

 薄型テレビや白物家電が好調で、当期利益は上半期としては過去最高だった。

 一方、09年3月期の通期業績予想は営業利益5600億円(前年比7.8%増)とする当初予想を据え置いた。据え置いた営業利益予想はロイターエスティメーツによる主要アナリスト20人の予想平均値5328億円を上回った。

 同社は、09年3月期の通期予想について第3四半期(08年10─12月期)の業績を見極めて判断したいとしている。会見した上野山実取締役は「為替や株価が激しく揺れている中で、確度の高い業績見通しは極めて難しい。中途半端に(情報)発信するのはかえって市場の混乱を招く」と述べた。通期では売上高9兆2000億円(前年比1.4%増)、当期利益が3100億円(同10.0%増)との当初予想も据え置いた。

 08年4─9月期の売上高は前年同期比4.0%%減の4兆3437億円。08年7─9月期(第2四半期)だけでみると減収減益だった。

 薄型テレビの販売金額は世界で前年同期比31%増の5172億円、デジタルカメラは同2%増の1277億円、白物家電などアプライアンスは同3%増の6855億円だった。薄型テレビの年間出荷数は当初の1100万台(プラズマ600万台、液晶500万台)とする計画を維持。一方、デジタルカメラの年間出荷数は1300万台の当初計画から10%程度下振れする可能性があるという。

 09年3月期の想定為替レートについては、期初段階で通期100円としていたドル/円は下期でも100円に据え置きたが、同155円としていたユーロ/円は135円に大幅修正した。

 (ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎)

 
 
 
 
 
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