アディダスが09年見通し撤回、景気の不透明感高まりで

2008年 11月 6日 18:57 JST
 

 [フランクフルト 6日 ロイター] 独スポーツ用品大手アディダス(ADSG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は6日、景気の先行き不透明感が高まったことを理由に、これまでに発表した2009年の業績見通しを撤回した。ただ、08年の業績見通しは維持した。

 アディダスは声明で「世界的なマクロ経済情勢の先行きが不透明となり、それがアディダスの業績に及ぼす影響の見通しも立たないため、アディダス経営陣は09年の業績を見通す手立てを持ち合わせていない」と述べた。

 アディダスは09年の売上高(為替調整後)は前年比約10%増、利益水準は少なくとも10%増加するとの見通しを発表していた。08年は売上高(為替調整前)の増加率は10%をやや下回る程度、純利益の増加率は少なくとも15%を見込んでいる。

 ハイナー最高経営責任者(CEO)は声明で「世界経済の現状を考えると、アディダスは総力を挙げて対処しなくてはならない試練に直面していることがわかる」との認識を示した。

 同時に発表した第3・四半期決算によると、売上高は前年同期比4.8%増の30億8300万ユーロ(39億6000万ドル)となった。ロイターによるアナリスト調査の予測平均は30億2700万ユーロだった。

 営業利益は前年同期比ほぼ横ばいの4億7300万ユーロ。ロイターの予測調査の結果とほぼ一致した。

 
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