インフレ抑制に主眼を置いた金融政策を維持=ECB総裁

2008年 11月 10日 19:11 JST
 

 [フランクフルト 10日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は10日、ECBはインフレ抑制に主眼を置いた金融政策を変えるつもりはないと述べた。

 トリシェ総裁はブラジルのメディア、FOLHAによるインタビューに応じ「ECBは金融政策戦略に関する考え方を変えるつもりはない」と述べ、「ECBの最大の使命は、中期的に物価を安定させることだ。マーストリヒト条約で規定されたこの使命は、今後も不変だ」と述べた。

 また、各国政府による救済策と中央銀行による一連の利下げの影響を各銀行は認識する必要があると指摘。「これまでに下された決定は完全に織り込まれてはおらず、金融市場には緊張が残っている」とした上で、「商業銀行に対し、すでに下された決定を充分に考慮に入れるよう助言した」と述べた。

 インタビュー記事はECBのウェブサイトに10日、掲載された。

 
写真
揺らぐ景気回復期待

株価反発を支えてきた景気回復期待が揺らいでいる。雇用統計が予想外の悪化となり、米国消費への不安が強まっているためだ。  記事の全文 | 関連記事 

 
Photo

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ
 
写真

サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、今後2年間はFF金利がゼロ近辺にとどまる可能性があると指摘した。  ブログ