米大手生保株が軒並み急落、ゴールドマンによる弱気見通しで
[11日 ロイター] 11日のニューヨーク株式市場で、米大手生命保険株が軒並み急落した。ゴールドマン・サックスのアナリスト、Chris Neczypor氏が生命保険セクターについて、今後1年から1年半で資産の悪化が見込まれ、さらなる資本調達が必要になるとし、弱気な見通しを示したことが嫌気された。
生命・損害保険大手ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ(HIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の終値は22.75%安の11.24ドルで、他の生保大手も大きく値下がりした。
Neczypor氏は、株価の低迷が手数料収入を減少させ、信用市場の崩壊はスプレッドを扱うビジネスに打撃を与え、格付け会社や規制当局からの厳しい視線は保険会社に資本増強を迫る可能性があると述べた。
同氏は米生命保険会社の投資判断を「コーシャス」に設定した。ゴールドマンのアナリストで生保セクター前担当者のトム・コルノキー氏は「ニュートラル(中立)」に設定していた。
またNeczypor氏は、ハートフォード、リンカーン・ナショナル(LNC.N: 株価, 企業情報, レポート)、プルデンシャル・ファイナンシャル(PRU.N: 株価, 企業情報, レポート)、プリンシパル・フィナンシャル・グループ(PFG.N: 株価, 企業情報, レポート)の株式の売却を推奨した。
リンカーンの終値は15.27%安、プルデンシャルは10.79%安、プリンシパルは14.86%安。
メットライフ(MET.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断は「ニュートラル」を付与、他社ほど短期的な資本調達の必要性に迫られていないとの見方を示した。メットライフ株は7.73%安で取引を終えた。
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