FRBは量的緩和に移行、準備預金目標検討を=SF地区連銀エコノミスト

2008年 11月 18日 07:55 JST
 

 [シカゴ 17日 ロイター] 米サンフランシスコ地区連銀のエコノミストは、連邦準備理事会(FRB)がすでに量的緩和政策に移行したと指摘し、明確な準備預金残高の目標設定を検討するべきとの見解を示した。

 同地区連銀調査部門のアソシエートディレクター、グレン・ルードブッシュ氏はウェブサイトに掲載された最新のニュースレター「フェドビュー」のなかで、量的緩和への移行に伴い「連邦公開市場委員会(FOMC)声明に準備預金をめぐる協議の内容を盛り込む必要が出てくる可能性がある」と述べた。

 FRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をすでに1%まで引き下げており、一部のFRB当局者からは一段の利下げは難しいとの見方が出ている。

 同氏は、FRBが9月からすでに量的緩和を開始しているとの認識を示した。

 FOMCでは通常、金利に基づく金融政策を討議するが、討議の焦点と公開市場操作を行うニューヨーク連銀への指示を、金利の誘導目標に加えるか置き換える形で、準備預金残高目標に移すことが適切な可能性があると述べた。

 また、FRBが金利を一定期間、低水準に維持すると公約することが望ましいとの見方を示した。

 国内経済については、2008年第4・四半期に底入れし、成長率が3%を超えるマイナスとなると予想。その後も09年の第1─2・四半期は幾分マイナス成長になるとの見通しを示した。

 失業率は09年半ばに7.5%前後でピークに達する可能性が高いとしている。

 
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