TARP活用した住宅差し押さえ回避策が不可欠=米FDIC総裁

2008年 11月 19日 08:54 JST
 

 [ワシントン 18日 ロイター] 米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁は18日、下院金融委員会で証言し、住宅差し押さえの回避に向けて財務省が不良資産救済プログラム(TARP)を活用し、住宅ローンの保証と信用の補完を行うことが「不可欠」だと主張した。

 総裁は「経済を脅かす住宅差し押さえの増加に歯止めをかけ、反転させるためには(財務省はTARPの)権限を活用してローンの条件修正を加速させることが不可欠と確信している」と語った。

 総裁は、サービサーにローンの条件修正を促す既存のプログラムは十分ではない、と強調した上で、対策を講じなければ、向こう2年間で400万─500万戸が差し押さえられるとの見方を示した。

 FDICはTARPを活用した住宅差し押さえ回避策を提案、この対策で150万戸の差し押さえを回避することができるとしている。

 FDIC案では、連邦政府の負担は約240億ドルで、7000億ドル規模のTARPから拠出する。しかし、住宅差し押さえ回避にTARPを利用することに対しては、財務省やホワイトハウスが難色を示している。

 総裁は、FDICの計画は公的資金を有効活用するものだとし「住宅市場、ひいては地域経済に」恩恵をもたらすと述べた。

 
 
 
 
 
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