08年上期の世界の不動産投資は前年同期比‐42%=JLL

2008年 11月 20日 15:57 JST
 

 [東京 20日 ロイター] 不動産に特化したサービス会社ジョーンズ ラング ラサール(JLL)(JLL.N: 株価, 企業情報, レポート)が発表した最新の不動産リポート「グローバル・リアルエステート・キャピタル」によると、2008年上半期(1─6月)の全世界における商業用不動産への直接投資は2330億米ドルとなり、前年同期と比べ42%減少。同投資額は05年上半期とほぼ同水準にまで落ち込んだ。一方、取引額は減少したが、不動産のグローバリゼーションは顕著で、全取引額のほぼ45%がクロスボーダー取引になっている。19日、同社が発表した。

 JLLによると、取引額の減少は、世界的な信用収縮が要因で、資金調達が困難になったことに加え、調達コストの上昇なども影響している。特に大型物件については、07年の価格水準での取引成立が難しくなっているほか、売主側の価格調整が進んでいないという状況にあるという。

 またアジアパシフィック地域については、08年上半期の取引総額は前年同期比5%減の520億米ドル(前年の為替レートを適用すると前年同期比12%減)となった。このうちクロスボーダー取引は210億米ドル、地域内取引は160億米ドルだった。主要市場別にみると、取引額トップは日本で260億米ドル、次いで中国の60億米ドル、シンガポールの50億米ドル──となっている。

 日本の取引額260億米ドルについては、ドルベースでは前年同期比2%減、現地通貨ベースでは同14%減となり、取引の49%がクロスボーダー取引だった。アジアパシフィック地域の中では最もクロスボーダー取引の割合が高かった。

 
 
 
 
 
 

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