NYダウとS&Pが続伸、FRBの対策を好感

2008年 11月 26日 07:36 JST
 

 [ニューヨーク 25日 ロイター] 米国株式市場ではダウとS&Pが続伸。米連邦準備理事会(FRB)が発表した住宅ローン関連証券の買い入れなどの措置が、住宅市場の回復や消費者向け貸し出しの促進につながるとの期待が背景。

 一方、ナスダックは反落。シスコシステムズ(CSCO.O: 株価, 企業情報, レポート)がコスト削減を理由に米・カナダでの操業を5日間停止すると発表したことを受け、需要減速をめぐる懸念がハイテク株全体を圧迫した。

 ダウ工業株30種は36.08ドル(0.43%)高の8479.47ドル。ナスダック総合指数は7.29ポイント(0.50%)安の1464.73。S&P総合500種は5.58ポイント(0.66%)高の

857.39。 

 FRBは25日、消費者向けの融資を促進するため、住宅ローン関連の債券や証券を計6000億ドル買い入れるプログラムと、学生、自動車、クレジットカードなどの消費者ローン関連証券向けに2000億ドル規模の支援策を発表した。

 これを受けて金融株や小売株が買われ、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は8%近く、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.6%、それぞれ上昇。S&P金融指数は2.5%高となった。

 一方、経済指標は厳しい景気を反映する内容となり、第3・四半期国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比マイナス0.5%と、速報値のマイナス0.3%から下方修正された。個人消費支出が28年ぶりの減少率となったことが響いた。

 ハイテク株ではシスコが6%、携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)(RIMM.O: 株価, 企業情報, レポート)が8.3%、それぞれ急落。マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)も3.4%安、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は2.3%安となった。

 ヒューレット・パッカード(HPQ.N: 株価, 企業情報, レポート)は、24日遅くに発表した8─10月期決算が底堅い内容となったにもかかわらず、6%近く下落した。

 
 
 
 
 
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