訂正:中国経済、デフレに陥る可能性は低い―政府系エコノミスト=中国証券報

2008年 11月 26日 12:33 JST
 

 [上海 26日 ロイター] 26日付の中国証券報によると、政府系シンクタンクである国家情報センターのチーフエコノミスト、Fan Jianping氏は中国経済について、デフレーションに陥る可能性は低く、2009年の国内総生産(GDP)伸び率は8%を上回る水準を維持するとの見通しを示した。

 同氏は、景気が停滞する中で、マネーサプライの伸びの鈍化(訂正)と消費者物価指数(CPI)の低下が同時に起こるときにデフレとなるが、中国ではそのような兆候は見られてないと指摘した。

 また、景気刺激策が実施される限り、経済の減速は09年下期に終わるとの見通しを示した。

 短期的に高い成長率を目指すことは、長期的な目標である経済構造改革にとって利益にならないと警告しているが、中国証券報はこれに関する詳細には触れていない。

 第3・四半期の中国のGDP伸び率は、世界的な信用危機と不動産セクターの弱さを背景に、第2・四半期の10.1%から9.0%に鈍化し、08年の同国経済は02年以降で初めて1けた成長となる見通しとなっている。

 Fan氏はまた、09年にCPIが低下する可能性は低いものの、卸売物価指数(PPI)は09年中に数カ月低下する可能性があるとの見通しを示した。

 穀物購入価格の上昇に加え、資源の価格設定プログラムが改正される可能性があることなどが、消費者物価の下落を食い止める見通しである一方、国際市場のエネルギー価格安と経済状況が引き続き、PPIを押し下げる、としている。

*本文2段落目の「マネーサプライの増加」を「マネーサプライの伸びの鈍化」に訂正します。

 
 
 
 
 
 
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