11月の米ISM製造業景気指数は36.2、1982年以来の低水準

2008年 12月 2日 02:08 JST
 

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が1日発表した11月の製造業部門指数は36.2と前月の38.9から低下し、1982年以来の低水準となった。

 エコノミストの予想中央値は37.0。50が景気を見極めるうえでの分岐点となる。

 インフレの目安となる価格指数は25.5と前月の37.0から大幅に低下し、1949年以来の水準となった。商品(コモディティ)価格の下落と経済低迷でインフレ圧力が緩和している。

 ディシジョン・エコノミクスのシニアエコノミスト、ピエール・エリス氏は「製造業に対する深刻な悪材料だ。需要が生産を上回るペースで減少している」と指摘した。

 新規受注は27.9と前月の32.2から低下し、1980年以来の水準となった。

 エリス氏は「インフレが全般的に急速に低下していることを浮き彫りにする内容だ」との見方を示し「経済は当初の予想以上に急激かつ深刻に減退している。価格への一段と直接的な影響がみられる」とし、価格調整は究極的には経済を回復させる要因だが、差し迫った痛みは深刻だと語った。

 雇用は34.2と、1991年以来の低水準となった。

 
 
 
 
 
 

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