10月のユーロ圏小売売上高は予想以上の落ち込み、消費需要の低迷裏づけ

2008年 12月 3日 21:14 JST
 

 [ブリュッセル 3日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が3日発表した10月のユーロ圏小売売上高は予想以上の落ち込みを示し、リセッション(景気後退)に陥っているユーロ圏の消費需要の低迷を裏づける形となった。これにより、欧州中央銀行(ECB)が4日の理事会で大幅利下げに踏み切るとの見方が一段と強まった。

 10月のユーロ圏小売売上高は前月比0.8%減、前年比では2.1%減少した。前年比でのマイナスは5カ月連続。

 ロイターが実施したエコノミスト調査では前月比0.4%減、前年比1.4%減が見込まれており、予想以上の落ち込みとなった。

 エコノミストはこれまで、消費需要の低迷について高インフレが一因だと指摘していたが、ここにきてインフレ率が急速に低下しているため、不透明な経済見通しが消費を圧迫する主因になっているとみられている。

 ECBの金融政策については、多くのエコノミストが50ベーシスポイント(bp)の追加利下げを実施すると予想している。

 ユーロ圏15カ国   10月  9月  8月  7月 6月 5月

  前月比(%)   -0.8 0.0 0.1 0.3 -0.8 0.6

  前年比(%)   -2.1 -1.4 -1.7 -1.5 -3.2 0.3

 
 

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