FRB、デフレ防止のための公債購入は正当化される=米地区連銀総裁
[シャーロット(米ノースカロライナ州) 3日 ロイター] 米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は3日、金利が低水準となり、デフレーションの恐れがあるときには、公債を購入するため紙幣を発行することで米経済を支援しようとする米連邦準備理事会(FRB)の努力は正当化されるかもしれないとの見解を示した。
総裁は、記者団に対し「時にはデフレを防ぐため必要だ。追加利下げが実行不可能なときに景気を刺激するためにも使われる」と語った。
米国の政策金利は現在1.0%となっており、この水準からの追加利下げの余地は限られており、エコノミストは、FRBがデフレを防ぐため、量的緩和に向け非伝統的な金融政策を用いるとみている。
バーナンキFRB議長は今週、利回りを押し下げることで成長を支援するため、米国債や政府機関債を直接買い入れる可能性があると述べていた。
ラッカー総裁は「要するに債務の現金化が量的な措置の意味するものだ。従って、われわれはこれに関して非常に慎重でなければならない」とし「インフレの高進を誘発する前にやめることに注意しなければならない。これが、われわれが今後直面する大きな課題の1つだ」と語った。
ただ、総裁は、米国が持続的なデフレに直面するリスクは小さいとの見解を示した。
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