米メリル、バンカメによる買収完了前にボーナス前倒し支給=FT紙

2009年 01月 22日 15:02 JST
 
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 [ニューヨーク 21日 ロイター] 米メリルリンチは、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)による買収が完了する3日前に、前倒しで多額のボーナスを支給していたことが分かった。

 英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙電子版が21日伝えた。

 メリルはその一方で損失が膨らみ、バンカメのルイス最高経営責任者(CEO)は米政府に対し、追加の政府支援が得られない場合は買収合意を撤回する可能性があると伝えていた。

 同紙によると、メリルの報酬委員会は12月29日に少なくとも1カ月前倒しでボーナスを支払うことで合意していた。バンカメ幹部が、メリルの第4・四半期損失が予想よりはるかに大きくなることを知ったのは、その委員会が開催された数日後だった。

 バンカメは同紙に対し「メリルは1月1日までは独立した会社だった。メリルのセインCEOは、通常の1月ではなく12月に年末分のインセンティブを支払うことを決定した。この決定についてはわれわれも知らされていた」と説明した。

 バンカメによると、第4・四半期のメリルの営業損失は215億ドルだった。一方、メリルは2008年の報酬資金として前年を6%下回る150億ドルを確保していた。

 1月21日、FT紙によると米メリルリンチはバンカメによる買収完了前にボーナスを前倒し支給。19日、シンがポールのメリルリンチオフィス(2009年 ロイター/Tim Chong)
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