シティ株が一時1ドル割れ、CDSスプレッドは過去最高水準に
[ニューヨーク 5日 ロイター] 5日の米株式市場で金融大手シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)株価が一時13%超下落し、初めて1ドルを割った。財務状況への不安が根強いほか、国有化の可能性が引き続き懸念されている。
一方、マークイット・イントラデーによると、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場でシティのCDSスプレッドが拡大し、551ベーシスポイント(bp)と過去最高水準に達した。前日は約491bpだった。
シティのコメントは現段階で得られていない。
米オーバーン大学の金融学教授でミルケン研究所上級研究員のジェームズ・バース氏は「米政府による支援がある程度プラスになると思ったかもしれないが、何も投資家心理の改善にはつながっていない。政府がいずれ、もうたくさんだという状況に至るのでは、との懸念がある」と指摘した。
シティはダウ工業株30種(ドル)構成銘柄の1つだが、同指数を算出しているダウ・ジョーンズ・インデクシズの広報担当ナオミ・キム氏は「状況を注意深く見守っている」と述べた。
シティ株は午後の取引でやや持ち直し、9.73%安の1.02ドルで終了。一時は0.97ドルまで下げていた。
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