市場と対話して適切な国債管理政策に努める=杉本財務次官
[東京 2日 ロイター] 財務省の杉本和行次官は2日午後の定例会見で、麻生太郎首相が追加経済対策の財源として赤字国債の発行も辞さない姿勢を示していることに関し、市場と対話して適切な国債管理政策に努めると語った。
杉本次官は追加経済対策について「総理からの指示を踏まえて検討を開始した」ことを明らかにしたが、財源に関しては「具体的な規模や内訳を申し上げる段階にはない」と指摘。追加対策に伴う2009年度補正予算の提出時期も「対策の内容次第」と述べるにとどめた。
麻生首相は対策財源として特別会計の積立金や予備費、建設国債、赤字国債などに言及している。杉本次官は国債増発に伴って市場で安定消化への懸念が強まる可能性について問われ、「引き続き丁寧に市場と対話し、適切な国債管理政策に努める」と語った。
また、外国為替資金特別会計の積立金の活用に関しては、最近の円高によって積立金を上回る評価損が発生しているとし、「積立金は保有外貨資産の為替変動リスクに備えるために必要なもの。外為特会の健全性の観点から必要な積立金は維持する必要がある」とし、取り崩しに否定的な見解を示した。
(ロイター日本語ニュース 伊藤 純夫記者)
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