クライスラー債務格付けを引き下げ、破産申請なら再建可能性低い=S&P

2009年 04月 11日 09:06 JST
 

 [ニューヨーク 10日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は10日、2013─14年に返済期日を迎える米自動車大手クライスラー[CBS.UL]のローンの格付けを引き下げた。債務不履行(デフォルト)になった場合に予想される回収率の低下を理由に挙げた。

 S&Pは13年に期日となるローンについて「CCC」から「CC」へ2段階格下げし、これはデフォルトの場合の回収確率が平均で30─50%と予想されることを示していると説明した。

 14年期日のローンについては「CC」から「C」へ1段階引き下げ、回収確率はほぼゼロから10%としている。

 ただ、クライスラーがデフォルトとなる可能性に変化はないとして、信用格付けは「CC」に据え置いた。

 S&Pのアナリスト、グレッグ・マドック氏は声明で「格下げは予想回収率の低下を反映している」と述べた。

 その上で「クライスラーが破産すれば1つの企業体として再建される公算は低いとみている。同社は清算、つまり資産がまとめてもしくは部分的に売却されると予想している。破産申請すれば再建される自動車メーカーはないだろう」との見方を示した。

 
 
 
 
 
 

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