「バッドバンク」制度の導入は国民に多大な負担=独CDU議員

2009年 04月 21日 18:58 JST
 

 [ベルリン 21日 ロイター] ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)所属のオットー・ ベルンハルト議員は21日、金融機関が不良資産を分離するための「バッドバンク」制度の導入は、国民に多大な負担を強いると警告した。

 ただ同議員は「バッドバンク」制度に関する計画を練ることは重要との見解を示した。

 同議員はRBBラジオに対し、「バッドバンク」設立により国民がさらされるリスクは、理論上最大で1兆ユーロにのぼると述べた。

 また、ドイツにおける「バッドバンク」モデルは、政府が銀行の不良資産に保証を付与するものになるとの見通しを示した。

 同議員は「ドイツの2500行の銀行のうち、約20行で(不良資産が)問題となっている」と指摘。「こうした銀行が問題資産を分離し、財務状態を圧迫する状態から解放される可能性を作らない限り、今後何年にもわたり十分な融資を実施することができなくなる」とし、「政府は問題を解決する必要がある」と述べた。

 メルケル首相は、銀行の財務状態改善策を討議するため、21日に会議を招集する予定。会議にはシュタインブリュック財務相やドイツ連銀のウェーバー総裁も出席する。

 政府のスポークスマンは20日、政府は7月の夏休みシーズン前までに「バッドバンク」構想を取りまとめることを目標としていると述べている。

 
 
 
 
 
 

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