スイスのロシュ、「アバスチン」の直腸がん治療効果認められず

2009年 04月 22日 17:21 JST
 

 [チューリヒ 22日 ロイター] スイス医薬品大手ロシュ・ホールディング(ROG.VX: 株価, 企業情報, レポート)は22日、抗がん剤「アバスチン」の臨床試験結果を公表し、術後の直腸がん患者に対する再発防止効果が認められなかったと明らかにした。臨床試験は最終段階にあった。

 「アバスチン」の年間売上高は、米国だけですでに27億ドルに急増しており、初期段階のがん患者に対して、病状の進行を遅らせることが証明できれば、売上高は倍以上に増加すると予想するアナリストもいた。

 ロシュによると、臨床試験では手術直後の直腸がん患者を対象に、化学治療と「アバスチン」を併用したケースと化学療法のみのケースとを比較。がん再発リスクを引き下げるという主要目標を達成できなかったとしている。

 ロシュは前月、「アバスチン」を開発した米ジェネンテックの未保有株44%の取得に成功していた。

 
 
 
 
 
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