日野は2年連続の営業赤字見通し、コスト削減で損失縮小目指す
[東京 27日 ロイター] 日野自動車(7205.T: 株価, ニュース, レポート)は27日、2010年3月期の連結営業損益は150億円の赤字になる見通しと発表した。車両販売が一段と落ち込み、2年連続の営業損失を見込むが、コスト削減で赤字幅縮小を目指す。
トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト7人の予測平均値は187億円の赤字だった。
トラックとバスの販売台数は前年比13%減の8万5000台を、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)からの受託生産車は8%減の11万1000台を見込む。一方で原材料の下落や、国内販売会社の統廃合といったコスト削減に取り組む。また、円高のマイナス影響を圧縮するため、海外で値上げする。当期損益は240億円の赤字を予想している。
会見した白井芳夫社長は「各国の経済対策の効果で下期から少し回復するのでは、と期待しているが、まだまだ不透明な部分が大きい。為替もある程度の円高が続くだろう」と語った。ただ、中国については「財政出動もあり、明らかに(需要が)戻ってきている」と説明。日本の建設機械メーカーに供給しているエンジンの受注が計画を2─3割上回っているという。
09年3月期は194億円の営業赤字だった。同社は4月21日に09年3月期の業績見通しを下方修正し、営業損益を130億円の赤字から194億円の赤字に引き下げていた。当期損益は618億円の赤字となった。
(ロイターニュース 久保 信博記者)
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