公的資金注入行に対する監督官庁と株主の立場、矛盾は多くない=金融庁長官

2009年 04月 27日 18:48 JST
 

 [東京 27日 ロイター] 金融庁の佐藤隆文長官は27日の定例会見で、公的資金注入行に対する監督官庁と株主の立場について、矛盾するケースは多くないとの認識を示した。

 先週末、公的資金の注入を受けた新生銀行(8303.T: 株価, ニュース, レポート)とあおぞら銀行(8304.T: 株価, ニュース, レポート)が経営統合に向けた検討を進めていることが明らかになった。両行に対し、再び公的資金注入の必要性をめぐる議論が取りざたされており、監督官庁としての立場と株主としての立場の両面をもつ金融庁の判断が注目されている。

 注入行に対するスタンスを問われた佐藤長官は「全くの一般論」と前置きしながら、株主が一般的に求める銀行の収益力強化や企業価値の向上などは、金融システムの安定強化にも資する面があると指摘し「監督官庁としての立場と株主の立場が矛盾するケースは多くない」と述べた。

 (ロイターニュース 平田紀之)

 
 
 
 
 
 

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