インタビュー:リスク選好度異なる投資家開拓目指す=財務省理財局課長

2009年 05月 1日 19:46 JST
 

 [東京 1日 ロイター] 政府は追加経済対策を裏付ける2009年度補正予算案を決め、国会に提出した。新規国債と財投債の発行額は16.9兆円に上り、カレンダーベース市中発行額は130.2兆円と過去最大の水準に達する。

 「市中消化130兆円時代の国債管理政策」について、財務省理財局の貝塚正彰・国債企画課長に聞いた。

 ――補正予算編成に伴いカレンダーベースの市中発行額が130兆円に上り、過去最大規模に膨らむ見通しとなった。 

 「年度の初期段階ということもあり、16.9兆円を市中発行でファイナンスすることになった。09年度の平均償還年限は7年6カ月になる見通しだ」

 ――増発論議の過程で3年物など新年限発行の意見も出たようだ。 

 「4月17日に開催した国債市場特別参加者会合や20日の国債投資家懇談会で、年限ごとにどういう配分をするか議論するなかで3年物や7年物の話が持ち上がった。米国の動きも念頭にあってのことだろう。ただ、両会合では、あまり拙速に議論を進めるのは望ましくないとの認識で一致していた」

 「7年物については先物の受け渡しに絡んで不規則な動きがあった場合、相場全体に影響が及びかねず、どちらかと言えば消極的な意見が多かった。3年物は意見が割れていた。将来的な可能性としての議論を打ち消すつもりはない。新規のゾーンや新商品に関しては常に可能性としてはオープンに考えるべきであり、議論自体はある程度継続してもいいのではないか」 

 ――国債管理政策を遂行するうえで今後の課題は何か。   続く...

 
 
 
 
 
 

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