いすゞの10年3月期予想は180億円の赤字転落、販売減続く
[東京 11日 ロイター] いすゞ(7202.T: 株価, ニュース, レポート)は11日、2010年3月期の連結業績が180億円の営業赤字になる見通しと発表した。トラックやバスの販売減が響く。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト8人の予測平均値は279億円の赤字だった。
売上高は前年比24.2%減の1兆0800億円、経常損益は260億円の赤字、当期損益は200億円の赤字を見込む。会見した細井行社長は「引き続き販売が減少し、上期は赤字を避けられない。下期に穏やかな回復が始まるとみているが、通期でマイナスにならざるをえない」と述べた。
併せて発表した09年3月期の営業利益は前年比80.2%減の217億円となった。売上高は同26%減の1兆4247億円、経常利益は同87.5%減の152億円、当期損益は269億円の赤字。期末配当は無配(前年実績は1株5円)とした。
いすゞは、経営危機にある米ゼネラル・モーターズ(GM)にディーゼルエンジンなどを供給。GMの米国事業に対し30億円、中南米事業も合わせると100億円の売掛債権を抱えているという。細井社長は、米政府が部品メーカー向けに用意した売掛金保証プログラムに申請したことを明らかにした。
(ロイターニュース 久保 信博記者)
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