非標準的措置の効果が現れるには時間が必要=ECB月報

2009年 06月 11日 20:00 JST
 

 [フランクフルト 11日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は11日に発表した月報で、ECBの非標準的措置の効果が実体経済に現れるには時間がかかるとの見方を示した。

 ECBは政策金利の引き下げのほか、銀行向けに期間1年の無制限の資金供給を実施。今後は600億ユーロ(850億ドル)のカバードボンドの買い取りを計画している。

 月報は「ECBは利下げに加え、こうした(非標準的)措置によって流動性を供給できる」と指摘。その上で、これらはすべて物価安定と矛盾していない、と付け足した。

 また「金融セクターのひっ迫によって、こうした措置が経済に波及する経路がますます阻害されていることもあり、経済への波及が遅れている。このため経済全体にこうした措置の効果が行き渡るには時間がかかるだろう」との見解を示した。

 
 
 
 
 
 

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